5月30日、中洲川端で開催された博多川下りを初めて見に行ってきました。
この日は天気にも恵まれ、川沿いには多くの人が集まっていました。色鮮やかな幟が並び、普段の中洲とは違う特別な雰囲気に包まれています。
私はFUJIFILM X-T30を片手に、船が通るのを待ちながら撮影場所を探していました。
待っている間、隣にいた方と自然と会話が始まりました。「毎年来ているんですか?」そんな何気ない会話から始まり、祭りの見どころや撮影の話などをしながら船の到着を待ちます。
そして船が近づいてくると、その方が「こちらの方が撮りやすいですよ」と場所を譲ってくださいました。
おかげで、川面を進む船や、舞い上がる紙吹雪、歓声を上げる観客の姿をしっかりと撮影することができました。
博多川下りは、船上の出演者と沿道の観客が一体となって盛り上がる、活気あふれるイベントでした。紙吹雪が舞う瞬間は特に印象的で、シャッターを切るたびに祭りの熱気が伝わってくるようでした。
しかし、この日一番心に残ったのは、祭りそのものだけではありません。
偶然隣り合わせた方との短い交流です。
名前も知らず、これから再び会うこともないかもしれません。それでも同じ景色を眺め、同じ瞬間を楽しみ、少しだけ言葉を交わした時間は、とても温かいものでした。
写真には祭りの賑わいが写っています。
けれど、その写真を見るたびに思い出すのは、博多川下りの華やかさとともに、その場で出会った人の優しさです。
カメラを持って街を歩いていると、こうした一期一会に出会えることがあります。
今回の博多川下りは、祭りの魅力だけでなく、人とのつながりの温かさも感じられる特別な一日となりました。
撮影機材:FUJIFILM X-T30



