2015年に発売されたFUJIFILM XQ2。記事を書いているのは2024年だから、発売からもうすぐ10年が経つ。
今でも出かけるときは、持ち出すことがあって、このカメラは名機だと思っている。
その理由は2つあって、ひとつはコンパクトなボディで持ち歩きしやすいこと。もうひとつは、写りがきれいなこと。
まず、コンパクトなこのカメラは、ポケットにすっと入るサイズだから、撮りたいときにすぐに撮れる頼もしさがある。
荷物を多く持ちたくない日は、いつもXQ2を持つことが多い。
そして、なんといっても写りの良さが、ずっと使いたくなる感覚を10年経っても感じさせてくれる。
作例①
富士フィルムの色がきれいなのは、フィルム時代から定評だが、木材とカフェラテの発色の良さがわかる写真。
作例②
温かみのあるライトが階段下に反射している。F値が1.8だから、暗い場所でもきれいに写るのが、XQ2の凄さでもある。
そして、フィルムシミュレーションはVelvia。色味を出したいときは、この設定で撮ることが多い。Proviaも最高だけど、風景を撮るときは、Velvia もおすすめ。
作例③
さっきF値の話をしたけど、XQ2は最小F1.8だから、かなり明るいレンズになる。
そのため、ほどよいボケ感を楽しむことができる。
これだけの体験を毎回与えてくれる、XQ2。
ずっと使いたくなる理由は、写りとコンパクトさ。
これからも、出かけるときの相棒であることは間違いない。